学生自らが鯖江市中心市街地の活性化策を調査、研究する活動拠点「らてんぽ」が八日、同市の古町商店街の空き店舗にオープンした。若者からお年寄りまでが集える憩いの場をはじめ、地場産品販売やギャラリーコーナー、情報発信機能などを順次備え、市街地のにぎわい再生を目指す。

 同市は「鯖江街なか賑(にぎ)わいプラン」を新たに策定することにし、四日に初委員会を開催した。この中で学生の意見を取り入れながらプラン検討を進めていくことも確認。プラン策定も含め、学生の若い感覚で街づくりの一翼を担ってもらおうと、市と仁愛大、福井高専との連携で活動拠点を開設することにした。

 拠点は、同市本町二丁目の四階建てビルの一階約百五十平方メートルを改装して開設。「らてんぽ」は店舗(テンポ)とラテンを掛け合わせたもので、「テンポよく事業が推進していく」との意味。

 活動内容については今後、学生たちが協議し実施に移す計画。子どもからお年寄りまで幅広い世代を対象とした遊びや学習教室の開催、土産品開発、情報発信コーナーの開設などを手がけることにしている。

 この日はオープニングを記念して、くす玉割りやジャンボ巻きずし作りなどのイベントが行われた。巻きずし作りには学生十五人と地元商店街の住民ら六十人が参加して、長さ三十メートルのすしづくりに挑戦した。

 活動拠点のリーダー役を務める川西恭平さん(22)=仁愛大=は「地域と学生の結びつきを深めるとともに、多くの若者を街なかに呼び込めるよう努力していきたい」と話していた。

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