昨年6月から本年5月までの「世界の季節ごとの異常気象」を気象庁のレポートから特徴的な事項をまとめました。


 異常気象の発生件数が最も多いのは6月から8月で23件。9月から11月は16件。12月から2月は15件。3月から5月は16件となっています。

 

 異常気象の種類は高温が最も多く35件。低温は3件と少なく地球の温暖化を数値で表しています。多雨は10件に対して少雨は5件で、高温になれば蒸発量が増えて、その分降水量が多くなるのは当然のことと思います。多雨は期間中の総雨量です。第1図は異常気象の季節別件数です。


 大雨は集中的な豪雨で土砂崩れや洪水により多数の死者を出したものです。第2図の死者数は大雨や台風・ハリケーンなどにより当該行政機関が確認したものです。

 
■2016年6月~8月                              

 多雨は2件で、北海道網走では三か月降水量が634.5mmで平年比262%でした。少雨はアルジェリア北東部で三か月降水量が6mmで平年比9%。高温は11件で、北極圏に近いところが多くノルウェーのスバールバル諸島では三か月平均気温が17.7℃で平年比プラス4.1℃でした。中国江蘇省やインド東部では大雨や竜巻でそれぞれ600人を超す死者がでました。


■2016年9月~11月

 この間の多雨は3件で、中国福建省福州で三か月降水量は872mmで平年比360%。少雨はインド南部バンガロールで45mm平年比11%。高温は8件で前期間に続きスバールバル諸島で三か月平均気温は平年比プラス6.2℃でした。低温は2件でカザフスタン東部では三か月平均気温か-0.4で平年比3.2℃低くなりました。米国南東部やハイチではハリケーンにより540人以上が死亡しました。