小説執筆の舞台裏を語る林真理子さん=4日、福井県大野市の大野市文化会館

 作家、林真理子さんの講演会「私の仕事から」が4日、福井県大野市の市文化会館で開かれ、林さんが手掛ける小説やエッセーの取材、執筆活動のさまざまな舞台裏が披露された。

 林さんは来年のNHK大河ドラマ「西郷どん」原作を執筆中。「私ははっきり言って歴女ではないが、『人間は背伸びをしないと向上しない』がモットー」と執筆に入った動機の一端に触れた。

 また鹿児島県で取材をしたり座禅を組んだりしたことを紹介。「『なんで?なんで?』(の疑問を)を解き明かしたかった。普通の人でも政治のカラクリが分かるように書けたんじゃないか」と振り返った。

 作家人生については「自分で納得できる傑作は何も書いていない。もっといいものを書けるだろうと(思いながら)いつも筆を置く」と語り、執筆へのさらなる意欲を見せた。

 講演会は市教委が主催し、約630人のファンが聞き入った。

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