坂井市の三国、丸岡、春江、坂井の四商工会は五日、合併協議についての会長会議を同市役所で開いた。四会長に対し同市商工会合併協議会がこれまでの経過を説明、十月一日の市商工会成立を再度確認した。ただ、協議会を欠席し続けている丸岡商工会側が、これまでの協議や今後のスケジュールで不満を表明した。


 会議は非公開で行われた。四商工会長と西畑二郎合併協議会長、坂本憲男市長、川上正男県商工会連合会長、須藤治県産業労働部長らが出席、経過説明や質疑応答が行われた。合併協議会は各商工会の副会長、理事ら三十人で構成、四会長は出席していない。


 関係者によると、西畑会長が計三回の会合で詰めた会費や基本財産など二十三項目について説明した。質疑応答では、丸岡商工会の竹内一男会長が、協議内容に地元役員の反対が多かったことや、今後の日程が四商工会で話し合われたものではないことなどに不満を表明したという。しかし、十月一日合併成立には四会長から特に異論は出ず、今後も合併準備を進め、七月末までに合併契約を交わすという。


 これまでの協議会合では、丸岡の六委員が初会合の途中退席も含め三回とも協議に出席しておらず、合併協議を心配する声が上がっている。


 また丸岡商工会は四日夜にこの問題で臨時役員会を開催。複数の出席者によると、竹内会長や理事らが出席し合併協議の内容を認めるかで投票したところ、三十七票のうち三十三票が「反対」だったという。会長会議での不満表明は、これを受けての発言とみられる。


 丸岡側の不満に対し、西畑合併協会長は「(丸岡の)委員代表に了承を得た上で協議は進めており、内容は全会一致と考える。(きょうの会長会議では)具体的に何に対しての反対か、日程のどの部分が不都合なのかの説明がなかった。どう対応していいのか分からない」と話している。