本当に0円!?来場者も毎回驚くゆるい食堂の豪華メニュー

敦賀から駆けつけてくれた「歯っぴースマイル」のみなさま。様々な活動をしている方がゆるい食堂に来てくださっています

オフショット。子供たちが来る前のお米の神様…

 去る10月23日に、3回目の豪華バイキング「ゆるい食堂」が、福井県鯖江市のアイアイ鯖江でおこなわれました。今回はなんと120名以上の方にお越しいただいて、半数近くは子供の参加でした。
 今回も、ゆるい食堂のゆるくない三つのルール、みんなで「いただきます」を言う、みんなで「ごちそうさま。」を言う、みんなで楽しくテーブルを囲んでご飯を食べる、を守って行いました。

 今回は、みんなにありがとうを伝えたい!と、お米の神様がお手紙を書いてくれたのでご紹介します。

 × × ×

 わしはお米の神様じゃ。
 地球で一番美味しいご飯を求めて、お米の星から福井に来ておる。
 喋るとボロが出るので、普段は口を開かないことにしているのじゃが、今日はみなさんに「ありがとう」を伝えたくて、ゆるパブコラムに登場させて貰ったぞい!

 人間は毎日、大量の食べ物を捨てておる。
 なんと日本では、作った食べ物の3割は廃棄されているのじゃそうな。もったいないことよのう。
 そこで、廃棄される運命にあった食べ物を料理して、みんなで残さず食べるのが「ゆるい食堂」の目論見なのじゃ。

 食堂の準備は、前日までに集めた食べ物を、早朝に会場に運びこむ所から始まる。
 どんな食べ物が揃うのかはわからないので、調理の直前に献立を考えなければならぬ。厨房の腕の見せどころじゃな。
 何時間もかけて料理を作りながら、会場設営をする。どんどん料理が並んでいくのが見ものじゃ。
 コッソリつまみ食いしたくなるほど、美味しそうなんじゃが、まだ我慢じゃぞい。

 ご飯を盛りつけ終わったら、みんなで一緒に「いただきます」を言う決まりになっておる。
 食事は人間誰でもするものじゃから、人と仲良くなれるチャンスというわけじゃな。

 みんなで「ごちそうさま」をした後は、敦賀から来た歯科衛生士でボランティア活動をされている「歯っぴースマイル」のお姉さん方が、歯についていろいろ教えてくださった。
 「あいうべ体操」という歌の最中に、お子さんが頑張って「あいうえお!」と言い返していて微笑ましかったのう。

 ご飯が終わったら、後片付けの時間じゃ。みんな、やり遂げたという顔をしておった。
 これまでは最後に余った料理をみんなで持って帰って食べていたのじゃが、今回は綺麗さっぱり食べて貰ったので、ハーツさばえさんにご提供戴いた、あま〜いココアをみんなで飲んだんじゃ。あれは人生で一番甘いココアじゃったな。

 寿司屋でシャリを残す輩なんぞもおるようじゃが、一番いい食べ方は、食べる分だけ買って、残さず綺麗に食べることじゃ。
 お米や野菜は農家の方が何ヶ月もかけて育てておる。鶏や豚という生き物の命をいただいて、わしらは生きているのじゃ。

 余った食材を提供してくださるみなさん。無駄なく調理してくださる厨房のみなさん。
 そして何より、それを残さず食べてくださる来場者のみなさんに、この場を借りて、心から感謝申し上げるぞい!
 では、さらばじゃ!(お米の神様より)

 × × ×

 みんなで楽しく美味しく過ごすことで、良い食事体験が少しでも記憶に残って、どこかで食事の大切さを思い出してくれたら、「ゆるい食堂」運営委員会の冥利に尽きます。

 次回は12月11日の日曜日に、いつも通り、アイアイ鯖江で開催されます。
 ご家族連れはもちろん、老若男女、お一人様、どなたでも食べに来てください。(ゆるパブメンバー、しおりんこと江戸しおり)

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 福井の若者や学生、公務員、起業家、経営者、研究者などがゆるくつながり活動する一般社団法人ゆるパブリック(略称:ゆるパブ、2015年福井に設立)が、さまざまな視点から福井のまちの「パブリック」に迫ります。2016年3月まで鯖江市に「ゆるい移住」していた江戸しおりさんを中心に執筆中。

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