第四十三回献血運動推進全国大会(厚生労働省、日本赤十字社、県主催)は四日、皇太子さまがご臨席しサンドーム福井で開かれた。本県では初めての開催で、全国から関係者約二千六百人が出席。献血功労表彰や体験発表を通して、献血事業の盛り上がりに向けて誓いを新たにした。

 日本赤十字社名誉副総裁の皇太子さまは「先月、短い期間ではありましたが入院し、健康の大切さを実感いたしました。献血運動は人と人とが支え合う心をはぐくむもの。運動の輪が福井大会を契機に広がり、理解と協力が一層深められることを希望します」とのお言葉を述べられた。

 近衞忠煇日赤社長は「輸血医療で生命や健康を保っている人は、年間百二十万人。献血は国民運動。今後も関心を持って見守り、参加してもらいたい」とあいさつ。西川知事は「本県では一九六五年に献血事業が開始され、これまで百七十万人以上の県民から協力をいただいた。しかし、若年層が減少し、安全で安定的な血液の確保がますます重要になっている」と協力を呼び掛けた。