皇太子さまは三日、サンドーム福井で四日に開かれる第四十三回献血運動推進全国大会臨席のため来県された。食育に熱心に取り組んでいる鯖江東小で児童と一緒に給食を召し上がった。南越前町の北前船主の館・右近家も視察され海運の歴史に認識を深められた。

 皇太子さまは日本赤十字社名誉副総裁を務められており、ご来県は二○○五年の第二十回国民文化祭・ふくい2005以来、一年九カ月ぶり。

 小松空港に到着後、鯖江東小に車で到着。出迎えた大勢の市民に笑顔で応えられた。同校では、福井県の特産品や児童が育てた食材による給食を召し上がった。右近家では、日本海などを舞台に物資や文化の交流に重要な役割を果たした北前船について説明をお受けになった。

 宿泊所の敦賀観光ホテルでは、西川一誠知事から県勢概要をお聞きになった。宮内庁の大森茂行啓主務官(東宮侍従)は「給食はどの品もおいしくいただきました」との皇太子さまのご感想を披露。「右近家と大陸の結びつきなど、北前船を通してのさまざまな文化交流など興味深いものでした」とも話されたという。

 四日は午前中、敦賀市福祉総合センターあいあいプラザで子育て支援の取り組みや献血現場をご視察。武生商工会議所で即位千五百年を迎えた継体天皇と本県とのかかわりについてお聞きになった後、午後から同全国大会に臨席される。

 大会には柳沢伯夫厚労相、近衞忠煇日本赤十字社社長らが出席。献血事業に功績のあった団体や個人を表彰する。輸血を受けた患者、家族の体験発表なども行われ、献血の大切さを訴える。

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