海水浴シーズンを間近に控え、敦賀市のリゾート地として知られる無人島、水島で二日、地元住民や中学生ら約百五十人が一斉清掃を行った。西浦中生徒のほか、色、浦底の両区民、地元の電力事業者らが参加。漁船などで島に渡り、浜辺の隅々までごみを拾い集めていった。

 浜辺には材木や網などの漁具、ペットボトルなどの漂流物が散乱。ハングル文字が刻まれたポリタンクもあった。集まったごみは約十トンにも上り、船で敦賀港に陸揚げされた後、市清掃センターに運ばれた。

 色区長で漁師の竹腰信一さん(54)は「住民だけでは到底、掃除できない。毎年手伝ってもらい、ありがたい」と話していた。また同校生徒は清掃作業に合わせ、「きれいにしよう水島」と書いた立て看板を設置した。

 色浜沖約八百メートルに浮かぶ水島は、面積約八千五百平方メートル。市内全体の海水浴客は落ち込み傾向にある中で、水島は年々増加し、昨年は約四万人が訪れた。ただ、近年は砂浜の浸食が進み、今年は六月中旬から砂を約三千立方メートル搬入する対策工事を行った。

 市内トップを切って、三日に水島の海開きが行われる。島へ渡る旅客船は八月末まで運行され、浦底―水島間を午前九時から午後四時まで往復する。

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