検品を待つ、さまざまな模様の浴衣帯=福井県坂井市丸岡町猪爪の小杉織物

 真夏の到来を前に、福井県坂井市の織物会社で浴衣帯の出荷がピークを迎えている。

 国内シェアの9割、年間150万本を製造する小杉織物=丸岡町猪爪=は、例年4月から受注が増え、6月に入ってからは多いときで1日に約3万本を出荷する。27日も生産ラインはフル回転。従業員が生地の裁断や仕上げなどを丁寧に行い、入念に検品していた。

 同社は、形状などが異なる約50タイプの帯を用意し、図柄は延べ千種類超。猫や花などの刺しゅう入りの人気が高まる一方、麻の葉模様など定番柄の引き合いも多い。簡単に装着できる「結び帯」が4割を占めている。

 小杉慶裕専務(32)は「お客さまに喜んでもらえるよう、心を込めて作っています」と話していた。

 
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