日本社会人バスケットボール連盟の大会運営案

 2018年度から、福井県内の社会人バスケットボールの大会が大きく変わる。1チーム当たりの試合数を増やすため、トーナメント戦からリーグ戦に移行。県協会はさらに近県との「地域リーグ」の創設や、40歳以上、50歳以上の県内リーグ導入なども検討している。

 社会人競技者が生涯を通じてプレーできる環境をつくり、競技人口拡大を目指す日本協会の改革の一環。同協会は全都道府県に対して一斉にリーグ戦実施を求めており、それを受けて福井県協会が対応を進めている。

 県内では現在、65チームが登録している男子1~3部、女子の計4部門の区分けを見直す。北信越地区で競う地域リーグをつくり、県内リーグとして「オープン(年齢制限なし)」「オーバーエイジ(40歳以上、50歳以上)」「エンジョイ(女子)」を設けることを検討している。

 地域リーグは上位チームによる全国大会を経て、Bリーグ3部との入れ替え戦に挑むことも可能になる。

 県内登録チームの多くは「オープン」に属することになるとみられる。社会人チームが参加できる主な大会は社会人県大会、県クラブ選手権の二つあり、ともにトーナメント戦。参加チームが初戦で敗れれば最少2試合の出場になり、リーグ戦のメリットは大きい。

 日本協会は、改革に合わせて運営体制を見直し今春、日本社会人連盟を設立。来春までに実業団、クラブ、教員、家庭婦人の4連盟を解散して統合する予定。福井でも県社会人連盟が今年12月にも発足する予定。

 リーグ戦移行などに関して、県協会は各チーム代表者らに対して6月21日から説明を開始。7、8月にはどの部門への参加を希望するかヒアリングを行うという。

 課題はある。試合数増に伴い各チームの費用負担は増えるとみられ、試合会場や審判員の確保が難しくなる。社会人以外にも中高生、小学生の大会もあるほか、来年は福井国体が開催され、計画通りに社会人リーグ戦を導入できるかは、県協会内からも「現実的には厳しい」との声が上がる。

 県協会の山岸俊一専務理事は「改革を進める日本協会と共通の理念の下で、福井県としてできる方法を考えていきたい」と最善策を模索している。

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