スペースキッズ結団式で気合を入れる団員たち=24日、福井新聞社

 宇宙分野や科学技術に携わる人材育成を目指す「ゆめ つくる ふくいプロジェクト」を展開している福井新聞社は24日、子ども組織「スペースキッズ」(福井信用金庫特別協賛)の結団式を本社・風の森ホールで行った。宇宙にまつわるさまざまな体験を通して夢を描き、羽ばたくきっかけに―。そんな願いを託された子どもたちは、楽しみながら宇宙への興味を広げ、活動していくことを誓い合った。

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 スペースキッズは福井県内の小学5、6年生101人で構成している。結団式には児童や保護者ら約200人が出席した。福井新聞社の吉田真士社長は「宇宙は無限の可能性を秘めている。皆さんの可能性も無限。夢を持って成長してください」とあいさつ。西川一誠知事は福井県や県内企業などが2019年度の打ち上げを目指す県民衛星の取り組みを紹介し「さまざまな活動を通じて活躍してくれることを期待しています」と激励した。

 応援団長を務める高橋俊郎・福井信用金庫理事長は「福井には宇宙に関わる企業がたくさんある。将来、福井の企業で夢を実現してくれたらうれしい」とエールを送った。

 日本人2人目の女性宇宙飛行士で、スペースキッズのサポーターを務める山崎直子さんはビデオメッセージで活動に期待を寄せた。宇宙航空研究開発機構(JAXA)技術参与の舘和夫さん(坂井市出身)は講演で、宇宙飛行士の宇宙での生活の様子などを紹介した。

 団員を代表して石田愉楽(ゆら)君(小学6年)が「星空観察や科学実験を楽しみにしています。宇宙の仕組みや科学の不思議を学びたい」と力強く決意表明した。

 県の担当者による県民衛星の開発状況の報告や、福井高専生と福井新聞社の記者が風船を使った宇宙撮影を目指す活動「スペースバルーン」の説明もあった。

 団員は今後、天体観測やペットボトルロケット作り、施設見学などの活動を通じ、宇宙や科学の魅力に触れる。結団式の詳しい内容は、30日付の特集面で紹介する予定。

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