福井―滋賀 7回途中3失点の力投で2勝目を挙げた岩本輝=6月2日、福井フェニックススタジアム

 ルートインBCリーグの後期日程が23日、スタートする。西地区前期3位の福井ミラクルエレファンツは24日の後期初戦で、滋賀ユナイテッドと激突。前期最終戦を大勝した勢いそのままに、後期優勝へ向けスタートダッシュを狙う。

 舞台を独立リーグに移しても、懸命に右腕を振り続ける。阪神を退団し今季から福井に加入した岩本輝は先発の一角としてフル回転。「相手は関係ない。自分の投球をするだけ」と持ち前のマウンド度胸を見せている。

 2011年にドラフト4位で阪神に入団。通算21試合を投げ4勝を挙げたが、昨オフに戦力外通告を受けた。だが、現役続行にこだわった。「一から出直し。福井から必ず復帰する」とNPBへの思いは人一倍強い。

 前期はホーム開幕戦こそ白星を飾ったが、以降は不本意な投球が続いた。それでも「去年あまり投げていないので不安が大きかった。登板するごとに払しょくしていった」と尻上がりに調子を上げた。丁寧に両サイドを突く制球力、緩急を生かした投球術で粘り強く投げる姿が目立った。

 ほとんどが初対戦だった前期に比べ、後期からは経験を重ねた相手との勝負になる。「対戦経験を生かして配球を工夫できることもある。でも、まずは自分の投球」と姿勢は変わらない。

「やるからには勝ちたい」。前期は3勝4敗と負け越しただけに、後期の白星量産を期す。

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