「訴訟最終通知書」などと書かれ、裁判を取り下げるため電話相談するよう促すはがきが届く、架空請求詐欺の福井県警への相談が急増している。県内で30万円をだまし取られた被害もあり、県警は注意を呼び掛けている。

 はがきには電話番号が記載され、裁判を取り下げるため連絡するよう促している。差出人は「民事訴訟管理センター」などと記されている。

 県警への相談は今年は3月まで無かったが、4月に2件、5月11件、6月は12日現在で15件と急増。県消費生活センターにもほぼ同数の相談があった。

 県警生活安全企画課によると、4月に電話をかけた50代女性が「このままだと裁判になる。訴訟取り下げに30万円必要」などと言われ、コンビニで電子マネーカードを購入。暗証番号を教え、30万円分をだまし取られた。

 同課は「裁判と言われ不安になっても電話はかけず、警察などに相談してほしい。裁判所からの重要書類がはがきで届くことはない」と話している。

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