大勢の観客でにぎわったディズニーパレード=4月23日、福井市

 福井市で4月に行われたディズニーパレード中、観客2人のスカート内を撮影したとして、福井県迷惑防止条例違反(ひわいな言動)の罪に問われた同県越前市、無職大下秀夫被告(54)の初公判が19日、福井地裁(渡邉史朗裁判官)であった。同被告はパレード中、ほかに15人を盗撮し、4月中はほぼ毎日盗撮を繰り返していたと述べた。

 検察側は「常習性が顕著」として懲役1年を求刑。弁護側は「病的な依存症で、専門的な治療を受ける計画」として寛大な判決を求め、結審した。冒頭陳述などによると大下被告は、手提げかばんの外ポケットに動画撮影状態の小型カメラを入れ、女性のスカートに押し付けて盗撮した。パレードに出向いたのは、多くの若い女性を盗撮するためとした。

 起訴状によると、大下被告は常習として4月23日午前10時55分ごろ、福井市日之出2丁目の歩道で、15歳の女性2人の背後から小型カメラをスカートの下に差し入れ、太ももを撮影したとされる。

 パレードは福井市の再開発ビル「ハピリン」のオープン1周年を記念し、ふくい春まつり実行委員会が企画した。4月23日東京ディズニーリゾート(TDR)のミッキーマウスやドナルドダックら8体のキャラクターが車に乗ってJR福井駅東口の東大通りをパレードした。沿道を8万人(主催者発表)の観客が埋めにぎわった。

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