白川文字学を楽しみながら学ぶ児童たち=2013年、福井市

 日本漢字能力検定協会(京都市)が発表した2016年度の検定(漢検)の小・中・高校生の都道府県別合格率によると、福井県は小学生が91・7%で1位になった。高校生は2位、中学生は5位だった。福井県は文部科学省の全国学力調査でも毎年上位を占めている。

 検定は、小学1年生で習う程度の「10級」から大学・一般程度の「1級」まで12段階(準1、2級有り)。

 小学生の全国平均合格率は86・0%。福井県は各級に計1078人が受験し、988人が合格しトップになった。2位は富山県の91・1%、3位は秋田県の90・6%。

 福井県の高校生の合格率は36・8%(全国平均27・9%)で2位。1位は鳥取県の37・6%だった。福井県の中学生の合格率は63・5%(同52・8%)で5位。トップは鳥取県の68・6%。15年度の福井県は小学生が4位、高校生5位、中学生1位だった。

 福井県は09年度から小学校の授業で白川文字学を取り入れ始め、11年度からは全小学校で導入している。同協会の担当者は「福井県は上位の常連。白川文字学に代表されるように、漢字の勉強に熱心なのが結果につながっているのではないか」と分析している。

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