強い日差しに照りつけられるアジサイ=19日、福井市飯塚町の「あじさいロード」

 春から夏に移る過程で前後の時期と比べて雨が多くなり、日照時間が少なくなる季節現象「梅雨」。福井県を含む北陸地方の梅雨入りは平年は6月12日ごろだが、19日も晴れてまだ発表はない。20日も予報は晴れ。雨にぬれて美しさを増すアジサイも梅雨が待ち遠しそうだ。

 気象庁が梅雨入りの観測を始めた1951年以降、北陸で6月20日以降となったのは8回あり、最も遅かったのは58年と87年の6月28日。

 北陸地方の梅雨入りを判断し発表する新潟地方気象台は、上空の偏西風の影響で、梅雨前線の北上が遅れているのが入梅しない一番の原因とみている。また、梅雨前線の北側が高気圧に覆われたため、晴天続きで日照時間が多く、梅雨入りとする要件を満たしていないという。

 予報では21日は雨、22日は雨後曇り。同気象台は「梅雨入りの判断は、1週間先までの天候見通しも要件となる。降雨ですぐに梅雨入りといえるかどうかは分からない」としている。

 県砂防防災課によると、6月中旬以降の晴天の影響で、県内のダムのうち、龍ヶ鼻ダム(坂井市)と大津呂ダム(おおい町)の貯水率が平年に比べ低め。今のところ大きな影響はないという。

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