アンドロメダ星雲

プレセペ星団

前回に引き続き、「星空ウオッチングの方法」の2つ目、「双眼鏡の使い方」について、お話しましょう。

双眼鏡を使うと星が大きく見えるだけではなく、暗い星を見ることができます。たとえば肉眼ではぼんやりと、1つにしか見えない星団でも、無数の星の集まりであることがわかり、星空ウオッチングの楽しみが増えるものです。■用途にあった双眼鏡を選ぼう

一口に双眼鏡と言っても、オペラグラスから望遠鏡を2つ合わせたような巨大な型まで、様々なものがあります。また、天体観測用のほか、バードウオッチング用など、たくさんのタイプがあるので、使用目的に最も適したものを選ぶのが重要なポイントとなります。

次に倍率ですが、これはどのくらいの大きさに拡大できるかという数値なので、倍率が高いほど星は大きく見えることになります。

それじゃあ、倍率が高いものほど星空ウオッチングに適しているんですねって? 確かに天体そのものは大きく見えますが、ただ見える範囲が狭くなるので、かえって使いづらいな・・・ということもあります。そのために、「見たいものは何か」ということを決めて、倍率と口径を選ぶことも、重要なポイントとなります。 初心者の方には、軽くて使いやすい、倍率が10倍、口径が40㎜位のものがおすすめかな、と思います。


■自分の目に合わせよう

人の顔の造作は百人百様ですし、視力も違います。そこで、その人に合わせて双眼鏡を調整し、見やすい状態にすることが必要です。

まず「眼幅調整」といって、目と目の間の幅を合わせます。双眼鏡を覗いて、左右の目に映る視野の円が一つになるように、鏡体を動かして調整してください。自分専用の双眼鏡なら、折り曲げ部分の目盛りに印をつけておくと、あとあと便利ですよ。

次に、ピント合わせをします。景色と星とではピントが違うので、双眼鏡で明るい星を見ながら、やりましょう。また、たいていの人は左右の視力が違いますから片目づつピントを合わせます。

1つの双眼鏡を何人かで使うときは、面倒でも、人が変わるたびに調整することを忘れないでね。

関連記事
あわせて読みたい