「暴力追放」などとシュプレヒコールを上げ行進する参加者=17日、福井県敦賀市本町1丁目

 暴力団排除の機運を高めようと、福井県敦賀市内の16団体でつくる「暴力追放敦賀市民会議」は17日、決起大会を開き、同市の暴力団正木組事務所周辺の商店街で街頭行進した。約200人が参加し、「暴力追放」などと気勢を上げた。

 市民会議は市や市防犯隊、市区長連合会、敦賀商工会議所などで構成。決起大会は県暴力追放センターや県警、敦賀署も共催し、今年で2回目。指定暴力団山口組分裂に端を発した対立抗争で昨年2月に正木組事務所などに銃弾が撃ち込まれた事件を受け、同7月に初めて開いた。

 市南公民館での決起集会で、市民会議会長の渕上隆信市長は「今年4月にも離脱、新組織結成などの情勢変化があり、再び市内で対立抗争が発生するのではないかと懸念される。この街から暴力団を追放するため、勇気を持ち一致団結して取り組もう」とあいさつ。山田英夫敦賀署長は「市民が一丸となって地域から暴力団を閉め出す意識を高めていくことが必要不可欠」と呼び掛けた。

 この後、参加者は「暴力追放」と書かれたのぼりやプラカード、横断幕を掲げながら、国道8号沿いの商店街アーケードなど910メートルのコースを行進。「暴力反対」「暴力団を利用しない」などとシュプレヒコールを上げた。

 県警によると、正木組は指定暴力団神戸山口組系。発砲事件の後、県警は組事務所周辺で24時間態勢の警戒を続けている。

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