福井県庁=2月、福井市大手3丁目

 福井県は16日、来秋の福井国体に向けた成年、少年の強化指定選手ら54人分の氏名、所属先、学年が書かれた資料を、県競技力向上対策課の職員が無関係の外部のメールアドレスに誤って送信したと発表した。これまでに不正利用は確認されていない。住所や生年月日、電話番号、アドレスなどは入っておらず、同課は「悪用される可能性は低い」としている。

 同課によると16日午前9時50分ごろ、30代男性職員が外出中の同僚の私用アドレスに資料を送信したが、口頭で聞いたアドレスが間違っていた。同僚からの連絡で誤りに気付き、資料に書かれていた選手らに謝罪した。誤送信先にメールを破棄するよう依頼しているが、連絡が取れていないという。

 県の内規で個人情報が含まれる資料はパスワードで閲覧制限することになっており、誤送信した資料にも設定されていたが、解除するためのメールが同じアドレスに自動送信される仕組みで閲覧できる状態だった。また、私用アドレスに送信する際に必要な上司の承認を得ていなかった。同課は「職員に厳重かつ適正な個人情報の管理徹底を指示した」としている。

関連記事
あわせて読みたい