地域住民のサポートで福井市沿岸警備協力隊が福井南署、福井海上保安署と連携し、沿岸での警備強化を図る「福井南沿岸ネットワーク」が十七日、設立された。住民密着型のこうした組織は嶺北地方では初めて。

 この日越廼公民館で開かれた同協力隊の定期総会で決まった。総会には同隊員ら約百人が出席。本年度の活動方針の中で、福井南署の帰山尚樹警備課長が、ネットワークについて説明。全員一致で承認された。

 同ネットワークは、川西、国見、越廼の三地区の沿岸地域で、自衛と安全を目的に監視・警備活動を行っている同協力隊が中心となる。地元自治会のほか、沿岸部のコンビニ、ドライブイン、釣具店、宿泊施設など地域のバックアップを受け、不審船や不審者発見の際、警察や海上保安署への通報を速やかにし、安全で安心なまちづくりを目指す。

 青森県では今月二日、北朝鮮の男女が木造船で漂着する事件が発生していることもあり、帰山課長は「ネットワーク設立を機会に、地域の人たちにもっと沿岸警備の重要性を認識してもらいたい」と話していた。

関連記事
あわせて読みたい