離陸する羽田便。北陸3県の乗客に占める福井県民の割合が高まっている=小松市の小松空港

 小松空港協議会が2016年度に実施した乗客アンケートによると、北陸3県の乗客のうち福井県民が占める割合は22・5%で、2014年度の前回調査から8・0ポイント上昇した。特に羽田便は同13・0ポイント増の25・8%と大幅に伸びている。新幹線との競合が激化する同便に福井県民の利用が貢献していることを裏付けた形で、同空港での福井県の存在感が一層高まっている。

 8日、小松市内で開かれた同協議会の総会で公表された。アンケートは2年に1度実施しており、11月の平日2日、休日1日を抽出。乗客1万4485人のうち7802人から回答を得た。回収率は53・9%。

 全回答者に占める福井県民の割合は9%弱だった。北陸3県のうち福井県民が占める割合が最も高かった路線は仙台便で、39・0%だった。次いで羽田便、札幌便の順となっている。

 一方、北陸3県以外に住む人で北陸へ観光に来たと答えた乗客のうち、行き先を「福井」とした人(複数回答)は28・9%で、前回比10・9ポイント増。羽田便に限っては33・0%だった。出発、到着ともに福井の存在感が高まっていることが分かる。

 福井県は小松空港を福井の空港と位置付け、利用者の掘り起こし策を展開している。総会では、協議会会長の谷本正憲石川県知事が「福井県ともしっかり連携して、空港の利用促進に努めたい」と語った。

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