計器を見ながら発送電開始のスイッチを入れる運転員=9日午後2時ごろ、福井県高浜町田ノ浦の高浜原発(代表撮影)

関西電力高浜原発3号機=福井県高浜町

 関西電力は9日午後、再稼働した高浜原発3号機(加圧水型軽水炉、出力87万キロワット、福井県高浜町)で発電と送電を始めた。徐々に出力を上げ、11日にフル稼働する予定。原子力規制委員会の最終検査を経て、7月上旬に営業運転に移行する。

 関電は6日に原子炉を起動させた後、発電に使うタービンの検査などを進めていた。

 原子炉にはウラン・プルトニウム混合酸化物(MOX)燃料24体を含む157体の燃料集合体が入っており、プルサーマル発電を行う。

 先月17日に再稼働した4号機は既にフル稼働状態で発送電しており、今月中旬に営業運転に入る予定。関電は3、4号機の営業運転開始後、夏にも電気料金の値下げに踏み切る考えを示している。

 3号機は昨年1月にいったん再稼働した後、大津地裁による運転差し止めの仮処分決定で同3月に運転を停止。停止したまま同12月から定期検査に入っていた。今年3月、大阪高裁が決定を取り消し、関電が再稼働させた。

 

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