本当の海の楽しさを幼児期から体験させる ことが大切

梅雨が明けて、夏休みに入ると夏本番。今年はどんな夏が待っていてくれるのでしょう。海へ山へと、お子様と出かけられるプランを練っておられるのではないでしょうか? もうすでに出かけられた方もおられるかもしれませんね。

夏になると園では、雨の日以外は毎日子どもたちの大好きな水遊び。子どもたちの歓声が園じゅうに響き渡ります。

夏はすべてのものが燃え上がり、人の気持ちも外へ外へと広がる季節とも言われます。南洋の海で生まれ、越前海岸で育った私には、夏といえばすぐに思い浮かぶのは海です。

大勢の海水浴客で賑わう海水浴場からの歓声や、白い砂、エメラルドグリーンに輝く南の島の海で、まるで竜宮城を思わせるかのように泳いでいる、たくさんの色あざやかな魚たち。そうしたことを思い出すだけでも熱い思いがこみ上げてくるのです。それとともに、セピア色がかった幼かった遠き日々の、それにまつわる数々の楽しかった光景が、まるで走馬灯のように懐かしく心の中を駆けめぐるのです。

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夏には、いろいろな楽しみがありますね。しかし、海や山など、どうしても外に出かけることが多くなることとおもいます。外に出かけられるときには、それに伴う危険もありますので、とくに小さいお子さんと出かけられるときには、決して無理強いすることなく、十分なる注意をしてあげていただきたいと思います。

特に、小さい子の水遊びにおいては、一度嫌な思いや、怖い思いをさせると、貝の口が閉じてしまったように、再び水に興味を持つまでがなかなか大変になります。大人の楽しそうな様子や、お子さんが安心して身を任せられると思える大人への信頼の中で、お子さんの気持ちをうまく誘導してあげて、楽しい夏の思い出を作ってあげてください。

水遊びはお風呂場から? おうちの方との楽しい入浴タイムに、髪を洗って、頭や顔に水がかかっても平気になったり、時には浴槽で顔がつけられるようになったりと本格的な水遊びに備えての準備もさりげなく導いておくことも一つの方法かと思います。

海育ちの私は、果てしない海の、そのふところの深さ、広大さの中に潜む神秘性と畏れ。そして無尽蔵に存在する存在物との出会い。そんな楽しみや素晴らしさにつながる海の世界への入り口として、泳げることの前に、自然の、本当の海の楽しさを幼児期から体験してもらいたいと、つい思ってしまうのです。海の魅力や興味が、お子さんをそれに必要な泳ぎや技術の体得につなげていくように思われます。

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