福井―武蔵 5回福井無死一、二塁、森亮太の犠打が敵失を誘い2―2の同点に追いつく=福井県営球場

 ルートインBCリーグの福井ミラクルエレファンツは7日、福井市の県営球場で武蔵ヒートベアーズと戦い、5―2で勝利した。前期残り4試合で、通算16勝13敗2分けの3位。首位に浮上した信濃に前期優勝へのマジックナンバー「5」が点灯した。次戦は10日午後1時から、越前市の丹南総合公園野球場で信濃グランセローズと対戦する。

武蔵
010 100 000…2
000 050 00X…5
福井

 五回。3連打で1点差に迫り、なおも無死一、二塁。その初球。1番森亮太のバットがすっと動いた。セーフティーバント。雨でぬかるんだグラウンドに、勢いを殺した打球が転がった。

 「走者を送ることが第一。でも、この打球なら行けるかも」。森が快足を飛ばした。バントを処理した投手は素早く一塁へ送球。微妙なタイミング。が、ボールは大きくそれた。森の“足”と悪コンディションが誘った敵失。これを見て、二走荒道好貴は悠々と同点のホームイン。小野瀬将紀主将が適時打で続き、試合をひっくり返した。

 打ちあぐねていた相手先発李祗瑁を、足技で一気に攻略した。この回の先頭片山雄哉は内野安打で出塁。次打者荒道はエンドラン。走者に反応した遊撃の横を、鋭い打球で抜き好機を広げた。「足を使った攻撃がはまった」と北村照文監督。得意の形で勝利を引き寄せた。

 前期は残り4試合のみ。首位の信濃にマジックがついたが、福井の優勝の可能性が消えたわけではない。指揮官は「当たり前だが、残り全部勝ちにいく。きょうのように最少失点で抑えて、勝負どころで点を取っていく」と力を込めた。

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