むーぎわら帽子は~♪♪の夏休み。海だ、山だ、川だと遊び呆けていた夏休み。お父さんならバーベキューで冷たいビールをゴキュッといきたいところでしょうが、コーヒー党はアウトドアでもやっぱりコーヒーが飲みたいもの・・・。今回はおいしいコーヒーアウトドア編ということで“うんちく”させていただきます。

■アイスコーヒーは深煎り豆で

まずアイスコーヒー。飲み頃温度が5℃前後ですから、屋外でたてて冷やすのはちとおぼつかない感じです。おうちでたててよく冷やし、魔法瓶の水筒で保冷して持ってっちゃいましょう。
コーヒー豆は、アイスコーヒー用に焙煎したものを使用します。普通とどう違うのかというと、焙煎が深く、こげ茶~黒に近い色目です。このような焙煎度合いをフレンチ、イタリアンと申します。前回のエスプレッソのうんちくで少し触れましたが、イコールエスプレッソコーヒーの焙煎度合いです。

このように深く煎り上げますと、ビターでこうばしい風味が出ます。冷却し冷蔵保存したときも濁化、酸化しにくいのが大きなメリットです。もちろん通常のホットコーヒー用の豆でも、よく冷やしてアイスでお飲みいただけますが、風味が弱く感じたり、後述の濁化や酸化で風味を損ないがちです。
■お出かけ先でもいれたてそのままの味!

さて、ここでマイスター裏テクをご紹介!(^^)!レギュラーコーヒーは抽出時に下部のグラスポットに滴下して少しずつ溜まっていくため、空気が巻き込まれて抽出液中に溶け込んでしまっています。ある程度の時間は、コーヒーがなじむために良い効果もあるのですが、長時間放置しますと濁化、酸化の原因になります(中煎りで30分、中深煎りで60分程度)。そこで、このおじゃまな空気を追い出しちゃえというわけです。

「気体は加熱すると膨張して軽くなる」という性質を利用しましょう。いえいえ、そうたいそうなことではありません。抽出液の溜まっているグラスポットをちょっと加熱してあげればよいのです。抽出終了後すぐならば、ガスレンジで10秒程度のことです。空気が抜けて光の乱反射がなくなりますから、スーッとコーヒーが透き通ります。空気中の酸素による酸化を防止してくれます。ついでに刺激的な有機酸類も抜けて一石二鳥です。

抽出が終わったら急いで冷却しましょう。香気成分は揮発性ですから、なるべく素早く冷やしてください。流水でも氷水でも良いです。よく冷えたらガラス瓶などの容器に移して冷蔵保存します。

空気に触れる面を少なくするために容器にできるだけたくさん詰めます。魔法瓶に詰めるときも同様です。魔法瓶自体も冷水などでよく冷やしておくと保冷効果が上がります。

魔法瓶がない場合は直射日光が入らないお酒などの紙パックの空き容器をお勧めします。パックの内側にアルミコーティングが施され、紫外線による劣化を防いでくれる優れものです。

また、抽出時に加糖しておきますと持ちが良くなります。1200cc(10杯分)で60g~80gのグラニュー糖を溶かすとビターな感じです。

夏でもホットコーヒー派の方は前述のように空気抜きをし、よく温めた魔法瓶に詰めれば、かなり長く保温されおいしくいただけます。(ポットに隙間があると保温、保冷効果がおちます)

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