福井県越前町の宮崎地区と越前地区を結ぶ「ふるさと林道厨・小曽原線」が完成し五日、同町厨の別司トンネル入り口で開通式が行われた。

 同林道は、同町古屋から厨に至る全長六・八キロ。途中全長四百三十五メートルの別司トンネルを含む。山村地域の振興と定住環境の改善、森林整備の促進などを目的に、県が一九九六年から工事を進めていた。別司トンネルは○四年着工し、昨年十二月に完成していた。総事業費は約三十六億円。

 開通式には、県丹生農林総合事務所の北島忍所長や関敬信越前町長、工事関係者、住民ら約百人が出席。関町長は「開通によって、林業の振興、沿岸地域の定住促進につなげたい。また、災害時のバイパス道路としても活用したい」とあいさつ。各来賓らもアクセス改善による地域活性化に期待を寄せた。

 関係者によるテープカットの後、通り初めをして開通を祝った。