発見された「薩摩藩伏見屋敷」の絵図(城南宮提供)

 幕末の志士坂本龍馬が寺田屋事件(1866年)で幕府側に襲撃された後、かくまわれた「薩摩藩伏見屋敷」の絵図が見つかり、京都市伏見区の神社「城南宮」が3日、発表した。屋敷は寺田屋の約1キロ北の伏見区東堺町にあったが、敷地の広さや建物の配置、間取りなどが初めて明らかになった。

 調査した京都国立博物館の宮川禎一上席研究員は「歴史が動いた舞台の詳細が分かる貴重な資料」と評価する。「龍馬は屋敷の北東、管理者がいた部屋の周辺に担ぎ込まれたのではないか」と推測。当時、幕府側が龍馬を引き渡せと迫ったが、薩摩藩が拒否、両者の亀裂が決定的になった事件という。

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