御素麺屋との合同運動会で、大縄跳びに挑戦する米五の従業員=5月30日、福井市体育館

 食品メーカー同士の親睦を深めようと、和洋菓子製造販売の御素麺(おそうめん)屋(本社福井市松本3丁目、小寺邦夫社長)と、みそ製造販売の米五(本社同市春山2丁目、多田和博社長)は5月30日、初の合同運動会を市体育館で開いた。両社の従業員計約30人が大縄跳びや玉入れなどで競い、社内や他社との交流を深めた。両社では、従業員を派遣し合って互いの業務を学ぶ計画もあり、運動会をきっかけに仕事でのつながりも生まれそうだ。

 両社などによると、福井県内の民間企業が合同で運動会を開催するのは珍しい。両社では、もともと経営者同士の交流はあったが、社員にまでは及んでいなかった。2015年に台湾で開かれた県の物産展に両社が出展し、その後に両社を含む約10社の交流会が定期的に開かれるようになった。その中で御素麺屋が昨年に運動会を開催したことが話題になり、合同運動会を開くことになった。

 この日は、両社の代表者が選手宣誓をして競技がスタート。10~60代の参加者が大縄跳びや玉入れ、障害物競走、綱引きなどでさわやかな汗を流し、仲間から盛んな声援が送られていた。障害物競走では、両社ならではの食品が登場。出場者は、ぶら下げられた御素麺屋のかりんとう饅頭(まんじゅう)食いに挑んだり、大豆やみそを1キロぴったりになるよう量る早さを競ったりした。最終結果は米五の勝利で、夜には懇親会も開かれた。

 御素麺屋で洋菓子製造を担当している明治勝王さんは「社内だけでやるより企業対抗の方が盛り上がる。(他社との)交流ができて良い機会になった」と笑顔をみせた。米五の多田健太郎常務は「(両社の)従業員同士のつながりを仕事にも生かしていくことが大切。運動会も単発で終わるのではなく、ほかに参加したい企業があれば、つながりを広げていきたい」と話した。

関連記事
あわせて読みたい