第二十九期県アマ囲碁最強位戦(福井新聞社主催、日本棋院後援)の本戦最終日は三日、福井新聞社で行われ、中学二年の佐々木涼真五段(13)=福井市=が七勝二敗で初優勝した。最強位戦は本因坊戦、王座戦と並ぶ県内囲碁界の三大タイトルの一つ。三大タイトル戦の中学生の優勝は史上初の快挙。

 本戦には、昨年の大会上位五人と、今年三月の予選を勝ち上がった五人の計十人が出場し、四月から総当たり戦を行ってきた。

 残り二戦を残して七戦全勝で臨んだ佐々木涼五段はこの日、相次いで接戦を落とし連敗。七勝二敗で田本義弘五段(越前市)と並んだものの、直接対決で勝っていた佐々木涼五段が初の最強位を手にした。

 佐々木涼五段は「調子は悪くなかったが、優勝を意識して集中しきれなかった。最後の二敗で満足ではないが、最年少で最強位が獲得できてうれしい」と話していた。

 佐々木涼五段は、全国小中学生のビッグタイトル「全国少年少女囲碁大会」小学生の部で中藤小六年だった二○○五年に七位に入るなど、若手の有望株として注目されている。昨年の最強位戦は五位、○五年の王座戦では三位に入賞するなど、県内主要大会では常に上位に進出している。

 これまでの最年少優勝記録は、現在、プロで活躍している山森忠直五段(鯖江市出身)が鯖江高三年だった一九九八年大会の十七歳。

 最強位戦上位五人には来期のシード権が与えられた。上位入賞者は次の皆さん(勝敗数が同じ場合、順位は直接対決の結果による)。

 (1)佐々木涼真五段(福井市)七勝二敗(2)田本義弘五段(越前市)七勝二敗(3)林達郎五段(福井市)六勝三敗(4)佐々木悠介五段(同)六勝三敗(5)武田哲五段(越前町)五勝四敗

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