兵庫県立コウノトリの郷公園に保護されたひな=5月21日(同園提供)

 兵庫県立コウノトリの郷公園は1日、島根県雲南市で先月、雌の親鳥がハンターの誤射で死んだことから保護したコウノトリのひな4羽の写真を公開した。7月上旬以降に雲南市での放鳥を検討している。

 同公園によると、ひなは順調に成長しており、目測で3~4キロ程度の体重で、健康状態に異常はない。性別はDNA型鑑定で調査中。エサはドジョウを与えている。ひなが野生で育った場合の巣立ちが7月上旬と見込まれていたが、人工飼育に移ったため、気候や成長具合などを踏まえ放鳥時期を検討する。

 つがいの雄は、福井県の飼育・繁殖事業で2014年に越前市白山地区で生まれ、15年に同地区で放鳥された「げんきくん」。雲南市教育委員会は、ひなが保護された後のげんきくんの動向も発表した。巣に戻る時間が激減し、26日に雲南市を離れ、29日には石川県かほく市まで移動したことを確認した。

関連記事