ペガスス座の球状星団M15

アンドロメダ座γ星の二重星アルマク

今年の夏は本当に暑く、残暑もいつまでも厳しくてバテバテの人もいるんじゃないかと思いますが、ようやく秋の気配が感じられるようになりましたね。「天高く、馬肥ゆる秋」と言いますが、秋は空が澄み渡って高く晴れ、星がきれいに見える季節ですから、秋の星座をぜひ楽しんで見てください。

「でもねえ、秋の空ってなんだか地味じゃないですか?」と感じるあなた、それが正解なのです。秋は「一等星は、みなみのうお座のフォーマルハウトが一つだけ」という、文字通りスターになる星はありません。

その代わり、「ペガススの四辺形」「カシオペヤのW形」「みずがめ座の三ツ矢の形」など、特徴のある形がたくさん見えるので、普段目にすることのない星座を探してみるのも、面白いものです。

■秋の定番は「ペガスス座」

東の空を見上げると、ほぼど真ん中に大きな四辺形を見ることができます。これが「秋の大四辺形」といわれるもので、天馬ペガススの胴体部分をあらわしています。

この大四辺形の左上に、「アルフェラッツ」という星があります。この星は、「馬のおへそ」という意味ですが、ペガスス座の星ではなく、おとなりの「アンドロメダ座」の星です。

■ペガススのすぐ隣の「アンドロメダ座」
これは勇士ペルセウスに、化け鯨ティアマトから助けられたアンドロメダ姫の星座です。ペガススの四辺形の左角の星がお姫様の頭になり、この星からV字に並んでいる部分が、体や足や手になりますが、お姫様の腰のあたりに、有名な「アンドロメダ大銀河・M31」があります。

M31は、暗いところでは肉眼でもぼんやりと雲のように見えるほど、明るくて大きなものですが、「私たちの銀河系のお隣さんの銀河」ということで親しまれています。

■W字形の「カシオペヤ座」

北の空高くにあるこの星座は、とても見つけやすいですね。アンドロメダ座のすぐ近くにあり、神話ではアンドロメダ姫のお母さんになります。

カシオペヤ座は見つけやすいので、アンドロメダが見つからないときは「ペガススとカシオペヤの間」と覚えておくと便利でしょう。

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