若狭地方特産「一寸ソラマメ」の収穫に汗を流す山本さん夫妻=30日、福井県高浜町東三松

 福井県の若狭地方を代表する初夏の味覚「一寸ソラマメ」の収穫がピークを迎えている。大粒の豆が入ったふっくらとしたさやが実り、畑では、生産者が6月上旬まで収穫作業に精を出している。

 一寸ソラマメは豆の大きさが1寸(約3センチ)あることに由来。長さ15センチほどのさやに2~4粒の豆が入っている。JA若狭管内4市町では、約20軒の生産農家が計約1・2ヘクタールで栽培。今年は平年並みの計約10トンの出荷を見込んでいる。

 高浜町の山本茂さん(75)は、同町東三松にある約5アールの畑で約500株を栽培。30日は妻の隆子さん(68)と約120キロを収穫した。さやを傷付けないようにと丁寧に切り取り、一つずつかごに詰めていた。例年と変わらず20日ごろから収穫を始め、出来上がりも上々という。

 この日、同町では最高気温が30度を超える真夏日。山本さんは汗を拭いながら「塩ゆでして、ビールのつまみにするとうまいんだよ」と笑顔を見せていた。

 
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