女子走り高跳びで1メートル76をクリアし、自身が持つ福井県記録を塗り替えた北陸高の蓑輪夢未=29日、福井県営陸上競技場

 【福井県高校春季総合体育大会 陸上女子走り高跳び】

 最後の跳躍を決めた瞬間、会場はどよめいた。女子走り高跳びの蓑輪夢未(北陸)は自身が持つ県記録を1センチ上回る1メートル76をマーク。体力面などを考えてさらなる挑戦はしなかったが「暑かったけど試合に集中できた。理想的な跳躍ができた」と満足げだった。

 試技は1メートル50から始め、続く1メートル55から3センチずつバーの高さを上げていった。大会記録(1メートル66)超えとなる1メートル68もなんなくクリアすると、1メートル71、73も1発で成功した。

 そして1メートル76。思わず「高いと思ってしまった」と1回目、2回目の試技は助走のリズムがずれて失敗した。最後の3本目。「絶対跳んでやる」と強い気持ちを持って走り出す。勢いよく踏み切り「これはいける」と確信。体はバーに触れることなくきれいに越えた。

 中央中時代、当時県新記録となる1メートル75を出して全国中学校体育大会(全中)を2連覇するなど大活躍。北陸高に進学後は「中学と違って1人で練習することが多くなり、より集中できるようになった」。競技ではこの日、2位に入った2学年上の姉、好未(足羽)との対決も楽しみにする。

 北信越、インターハイでは優勝を狙う。「自己ベストを更新していきたい」。どこまでも高みに挑戦していく。

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