意識不明になった父親(80)を砂浜に放置したとして福井県警敦賀署、県警捜査1課、少年女性安全課は29日、保護責任者遺棄の疑いで、岐阜県池田町、家業手伝い箕浦敏則容疑者(52)を逮捕した。父親は搬送先の病院で死亡が確認された。目立った外傷はなく、持病があったかは不明。同署で死因を調べている。

 逮捕容疑は28日午前9時40分ごろから同午後0時35分ごろまでの間に、福井県敦賀市手の砂浜で、父の亮介さんが意識不明になっているのに気付いたが、適切な救護措置などを取らず置き去りにした疑い。

 敦賀署によると、容疑を認めている。箕浦容疑者は亮介さんと2人暮らしで、この日は釣りに来ていた。同容疑者の乗用車が午後1時ごろ、北陸自動車道敦賀インターチェンジ(IC)付近でオートバイと事故を起こし、同署員の事情聴取で容疑が分かった。同日午後4時50分ごろ、砂浜で倒れている亮介さんが見つかった。

 箕浦容疑者は事故後も運転を続け、滋賀県の木之本ICまで走行していた。携帯電話を持っておらず、「家に帰って妹に連絡しなければと思った」などと供述している。

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