地域ぐるみでバイオディーゼル燃料に取り組む越前市の「福井エコタウン地域協議会」設立総会は二十九日、武生商工会館で行われた。市内の二十五事業所が参加し、二酸化炭素排出量を増やさない仕組みを確認、協力を誓った。

 総会では、発起人の上嶋康利会長が国策のバイオ燃料や同協議会の取り組みについて説明した後、事業計画や規約などを決めた。今後は、三十一日に農水省の「バイオ燃料地域利用モデル実証事業」へ申請、六月下旬の通知を受けて本格作業に入る。学校や自治体にも廃油提供を求め、PR活動で利用促進を図っていく。

 同協議会によると、会員や準会員扱いの飲食店から廃油を買い取り精製、別の会員がこの燃料を購入、車に使用する。廃油の代金は地区へ還元し環境活動に利用してもらい、国の補助金などで参加事業所の貢献をPRする仕組み。

 上嶋会長は「二酸化炭素削減を考え、地域として貢献できる方法を実践していきたい」と話している。