息を合わせ大縄跳びに挑む地元女性たち=21日、福井市湊小

息を合わせ、むかでリレーに挑む地元女性たち=21日、福井市湊小

 福井市の区民体育大会、体育祭は21日、24地区で開かれる集中日となった。最高気温が30度を超す真夏日となる中、住民はリレーや障害物競走、綱引きなど、暑さに負けじと熱戦を展開。さわやかな汗を流しながら親睦を深めた。

 第60回記念大会となった湊地区では、約1200人が同市湊小の校庭に集まった。4チームに分かれ、大玉転がしやむかでリレー、玉入れなどを楽しんだ。

 市内で初めて自主防災会連絡協議会を発足させるなど、災害に強いまちを目指す同地区の体育祭は、防災リレーを取り入れているのが特徴。1チーム4ペアで、防災ヘルメットをかぶり、水が入ったバケツや、土のうに見立てた5キロ入りのコメ袋を三つ持って全力疾走。最後のペアは、人を担架で搬送しながら息を切らしてゴールに駆け込んだ。

 競技を見守る各チームの住民は「がんばれー」「最後まであきらめるな」などと、熱い応援合戦で競技を盛り上げた。1位に輝いた“ヒーロー”たちがテントに戻ってくると、拍手やハイタッチでたたえた。

 防災リレーでアンカーを務め1着となった京盛剛士さん(39)、吉田茂美さん(44)ペアは、息も絶え絶え。それでも「リレーは防災活動のいい練習になった。いずれ役に立つ時が来るはず。自分たちのまちは自分たちで守らないとね」と笑顔で話し、汗を拭っていた。

 市によると、5、6月に体育大会を開くのは42地区。今後も順次開かれる。

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