突風で倒れたテントの骨組み。曲がったものもある=20日、福井県越前市花筐小

 児童を含む4人が重軽傷を負ったテント倒壊事故。楽しい体育大会の会場は一時、騒然となった。

 事故当時、倒れたテントの中にいた43歳女性は「砂嵐の中に巻き込まれたようで、とっさに目と耳をふさぎ、テントが浮かび上がったのにも気づかなかった」と話した。「元の場所から1、2メートル南側に倒れ、『痛い』という子どもの声が聞こえた」と事故の瞬間を振り返った。

 30メートルほど離れた場所にいたPTA役員(37)は「突然、砂嵐が起き、必死に自分たちのテントの支柱を持って支えた」という。「子どもたちが楽しみにしていたのに、事故が起きてしまって残念。二度と起きないようにしなければ」と話した。

 同小の教頭は「しっかりと準備して臨んだのだが。来年は土のうの数を増やすなど対策を検討したい」としている。

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 20日午後0時25分ごろ、福井県越前市花筐小=同市粟田部町=のグラウンドで開かれていた体育大会の最中に、設置していたテントが突風にあおられて倒壊。テント内にいた同市の72歳女性が腰の骨を折るなど重傷、女子児童が腰や背中を打撲するなど3人が軽傷を負った。

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