昨年4月に人の受精卵をゲノム編集で改変したと発表した中国の広州医科大のチームが、北海道大の石井哲也教授(生命倫理学)の著述の一部を無断でコピーして論文に使っていたことが19日、分かった。チームは不正を認めて石井氏に謝罪し論文を訂正した。研究結果に間違いはなかったとしている。

 論文は正常に成長できない受精卵を使い、エイズウイルス(HIV)感染に関わる遺伝子を改変したとの内容。生殖補助医療の専門誌に発表され、別の中国チームに続いて人の受精卵をゲノム編集した2番目の例として注目された。

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