子宮頸がんワクチン訴訟の提訴のため、23都道府県に住む15~22歳の女性63人が4地裁に一斉提訴。東京地裁に入る原告ら=2016年7月

 子宮頸(けい)がんワクチンの副作用で全身の痛みやしびれといった症状が出たと訴える患者が、国と製薬会社2社に損害賠償を求めている集団訴訟で福井県の1人をはじめ愛知、三重県の女性計6人が18日、新たに名古屋地裁へ提訴した。一連の訴訟で福井県からの参加は初めて。

 原告側弁護団によると、6人は17~20歳で請求額は1人当たり1500万円。同様の訴訟は東京、大阪、福岡の各地裁でも起こされており、今回の追加提訴で全国の原告は計125人となった。

 6人は2010年11月~13年5月にグラクソ・スミスクライン社やMSD社製のワクチンを接種。その後、痛みで立ち上がれなくなったり、記憶障害が出るようになったりしたとしている。

 提訴後に原告側の関係者が名古屋市内で記者会見。「将来がとても不安」「治療体制を整えてほしい」と女性たちのコメントを発表した。

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