イオンモール新小松の立地

 イオンモール(千葉市)は16日、石川県小松市に整備している「イオンモール新小松」を3月24日に開業すると発表。同社の店舗では北陸最大級の施設となる。金沢市周辺から福井県あわら市、坂井市、福井市北部を商圏とし、年間800万人の利用を見込んでいる。

 同社取締役の藤木光広営業本部長は小松市内での会見で「福井方面から来やすい立地」と話し、福井県北部の商圏を強く意識していることをうかがわせた。福井市などの商業施設との買い物客の奪い合いは必至とみられ、福井県内各店舗は危機感を強めている。

 ショッピングセンターのエルパを運営する協同組合福井ショッピングモールの竹内邦夫専務理事は「それぞれの店の魅力を高め、“福井連合”で立ち向かう必要がある」と話し、各施設の連携が重要との認識を示した。

 イオンモール開業を見据え昨秋、エルパ、パリオシティ、西武福井店、ベルが福井商工会議所の協力を得て、ハロウィーンにちなんだスタンプラリーを共同企画した。今後も各商業施設が連携して販促活動などに取り組む方針だ。

 竹内専務理事は、県内消費者がイオンモール開業時に一時的に流れるのは仕方ないとし、「各店が協力して地元にしかできない企画を展開し、地元店の魅力を再認識してもらう」と意気込む。西武福井店の大野仁志店長も「地元客に支持されるような品ぞろえ、接客をして対抗していく」と話している。

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