縄跳びの7重跳びでギネス世界記録を達成した森口明利さん=9日、福井市北体育館

 福井市の会社員森口明利さん(27)が、縄跳びの「7重跳び」に世界で初めて成功し、ギネス世界記録に認定された。6重跳びを初めて跳んでから8年越しの達成に、森口さんは「これまでの練習の成果。やっと跳べてうれしい」とにっこり。「次に目指すのは8重跳び」と新たな目標を語った。

 森口さんは2014年に「78回連続4重跳び」と「2回連続6重跳び」、16年に「21回連続5重跳び」でギネス世界記録に認定されており、今回で通算四つめの記録となる。

 ギネス世界記録に認定されるには、専門家2人の立ち会いとビデオ撮影が必要。森口さんは、今年1月14、15日に兵庫県・淡路島で行われた同県など3県の子どもたちが集まる縄跳び合宿にゲストとして呼ばれ、7重跳びに挑戦して1回成功させた。2月6日にギネスワールドレコーズ(英国)の日本オフィスから本人に認定の知らせがあった。

 森口さんが縄跳びに興味を持ったのは福井県立藤島高時代。体育の授業で縄跳びをした際に、技の多彩さに気づき「面白い」と感じるようになった。「もともと跳ぶのは好きだった」と森口さん。高校3年間のうちに5重跳びもこなせるようになった。

 京都大では、ダブルダッチなどさまざまな縄跳びパフォーマンスをするサークルに入った。高難易度の技も次々にできるようになり、2年生で初めて6重跳びに成功。4年生の頃に「縄跳びでギネス記録を取ろう」と目標を立て、着実に実現してきた。

 7重跳びは今年1月初めに1度成功していた。週4日ほど縄跳びの練習や筋力トレーニングに励んでいる森口さん。ふくい健康の森(福井市)での練習中に、小学生から「3重跳びをやって」とお願いされ、要望に応え縄を回す数を増やしていき、7重跳びに到達した。森口さんは「自分でも跳べると思っていなかったので驚いた」と振り返り、この時に「跳ぶ感覚がつかめた」という。

 森口さんは現在、縄跳びサークル「なわとぼっと」の代表として、縄跳びの普及に努めている。「縄跳びは子どもから大人まで、一人でもみんなでも楽しめる。いろんな楽しみ方があるので、より多くの人に魅力を伝えていきたい」と笑顔で話していた。

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