演歌「鯖街道」にこめた思いを語る元AKB48の岩佐美咲さん=21日、福井新聞社

 アイドルグループAKB48の元メンバーで演歌歌手の岩佐美咲さん(22)が福井新聞社を訪れ、AKB卒業後初、通算で6枚目のシングル「鯖街道(さばかいどう)」をPRした。街道を旅する、恋に破れた女性の心の移ろいをアップテンポな曲に乗せて歌う。

 千葉県出身。2008年のオーディション合格後、研究生を経て09年に「チームA」メンバーに。抜群の歌唱力を持ち、グループ初の演歌歌手として12年に「無人駅」でソロデビューした。

 昨秋ミュージックビデオ(MV)とCDジャケットの撮影で福井県小浜市の鯖街道を訪れた。「想像以上の険しくつらい道。そんな情景と道のりに、恋に破れた切ない女心を重ねて歌っています」。「気持ちの整理もようやくついた」「少し強くなれたかな」など、歌詞には悲恋を糧にして前を向く女性が描かれている。

 10年のAKB48カラオケ大会で「津軽海峡・冬景色」などを歌い優勝。総合プロデューサーの秋元康さんの目に留まったのが、アイドルから演歌歌手を志す一歩だったという。「この曲を通して福井の皆さんに私を知ってもらいたい。鯖街道の魅力や情景を多くの方に感じてもらえるよう歌っていく」と笑顔を見せた。

 作詞は秋元さん。「終わった恋を塩漬けにして」「運んだ愛もいい塩梅(あんばい)に」など鯖や街道の歴史に掛けたフレーズもあり興味深い。徳間ジャパン。CDのみの通常盤952円(税別)。

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