人材のマネジメント術をテーマに話す目黒勝道氏=22日、福井市の県中小企業産業大学校

 米系大手コーヒー店チェーン、スターバックスコーヒージャパンで長く人材育成を担当した目黒勝道氏(トリプル・ウィン・パートナーズ代表)を講師に招いた公開講座が22日、福井市の県中小企業産業大学校で開かれた。「スターバックスで学んだ人材マネジメント術」と題し、スタッフの能力を最大限に発揮させるポイントについて話した。

 目黒氏は「お客さまの事前期待を超えたサービスを提供し、感動経験を与えることで満足度を高められる」と説明した。「事前期待はなかなか見えないが、スターバックスではお客さまとの会話を通じてニーズをつかみ、一人一人に合った対応をしている」と述べた。

 スタッフの能力を引き出すため▽自分のやることが何をもたらすか、仕事の意義を分かってもらう▽各自の存在を認め、称賛の気持ちをきちんと伝える—といったポイントを紹介した。さらに「立場的リーダーのほかに能力的リーダーがいる。肩書や地位に関係なく、組織の目標達成に向け、自分の強みを発揮して貢献する人だ」とした上で「スタッフ一人一人に(能力的)リーダーシップを持ってもらうことが大事だ」と語り掛けた。

 ふくい産業支援センターが開き、約150人が聴講した。

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