福井県内高校の卒業生に贈られた「ふるさと県民会員証」=1日、福井市の高志高

 福井への愛着を強めてもらおうと、福井県ふるさと創生室は福井県内高校の卒業生全員に、登録で福井ゆかりの飲食店で割引サービスなどが受けられる「ふるさと県民会員証」を配布している。

 会員証は縦10センチ、横13センチで二つ折り。会員証にQRコードがあり、スマートフォン向け無料通信アプリ「LINE(ライン)」の福井新聞公式アカウントにつながる。無料で登録でき、福井県内のニュースが毎日届く。

 会員証と福井新聞ライン画面の両方を提示すれば、県内外180店以上の飲食店や県内公共施設で割引などの会員サービスを受けられる。

 同室によると、今春の県内高校の卒業生は約7900人で、その半数は進学や就職を理由に県外に出る。新たなステージに進む生徒たちに郷土愛を持ち続けてもらい、福井をPRしてもらうのが狙い。

 会員証には、県のふるさと県民カードに第1号認定された、福井銀行と福井新聞社が提供する電子マネーカード「JURACA(ジュラカ)」も紹介されている。ジュラカの決済額の一部は、福井県の地方創生事業に寄付される。

 福井市の高志高では1日、県の担当者が「福井をさらに良くするため、PRなどに活用し福井を応援して」と3年生約340人に会員証を配った。兵庫県に進学する生徒の一人は「福井はおいしい食べ物や自然がいっぱいあって大好き。自信を持って宣伝したい」と話していた。

関連記事