故郷での音楽イベントにかける思いを語る門野久志さん=福井新聞社

 音楽イベント「レッドシューズin名田庄VOL・3」が11日、福井県おおい町里山文化交流センター「ぶらっと」で開かれる。プロデュースを手掛けた同町(旧名田庄村)出身の門野久志さん(52)がこのほど来社し、「音楽で東京と古里の橋渡しをしたい」と熱い思いを語った。

 門野さんは東京・南青山で伝説のロックバーとうたわれる「レッドシューズ」を経営。ローリング・ストーンズ、矢沢永吉、松任谷由実ら国内外のミュージシャンが訪れ、さまざまなステージやセッションが披露されている。

 2011年12月、「東京の空気を古里に伝えたい」と、名田庄での1回目のイベントを開いた。奥田民生らレッドシューズゆかりのアーティストが集まった。「以来、郷土愛がますます強くなり、店で福井をアピールするイベントを多く開いている。地元の仲間と一つのものをつくりあげたい」と話し、人とのつながりと協力で生まれたイベントが定着することを願う。

 1989年、25歳で上京し、国内外のミュージシャンや文化人が集うレッドシューズに出合った。95年に閉店するが、2002年に2代目オーナーとして看板を引き継いだ。「格好いい男の立ち振る舞いを学ぶ場を、もう一度自分の手で復活させたかった」と、38歳だった当時を振り返る。「音楽で東京との“距離”を縮めたい」。思いは大きくなるばかりだ。

 11日は中村獅童はじめKenKen(RIZE)&山岸竜之介、大門弥生、冷牟田竜之(東京スカパラダイスオーケストラ元メンバー)ら9組が出演し、セッションやライブ、トーク、DJで盛り上げる。和太鼓グループ「勇粋連」、タナカユウキさん(旧名田庄村出身)と地元組が先陣を切る。9組の豪華セッションでフィナーレを飾る。

 午後3時開演。入場料4千円。問い合わせは「レッドシューズ in 名田庄」フェイスブック=https://www.facebook.com/rsnatashow

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