敦賀市高野の市民温泉「敦賀きらめき温泉リラ・ポート」の入浴者が九日、百万人に達した。大台突破を記念して河瀬一治市長が記念品を贈り、くす玉を割って祝った。営業日数でオープンから千四百七日、約四年二カ月間での達成となった。

 百万人目になったのは、同市の多田進さん(70)、美智子さん(70)夫婦。月に二回ほど訪れ、水中でウオーキングが楽しめる「バーデプール」で体を動かし健康管理をしているという。百万人目になったことを知らされ、二人は「びっくりした。この施設はきれいで開放感があり、リラックスできる」と喜んでいた。

 リラ・ポートは約三十六億円を投じて二○○二年十二月にオープンした。「当初は年間二十万人の利用を見込み、百万人達成は予定より若干早かった」(市幹部)という。本年度は九日までに約二十二万六千人が入浴。暖冬とJR直流化開業に伴う観光客増で、利用客数は過去最高となる見込みになっている。

 一方で、累積赤字は約五億二千七百万円に膨れあがっており、市などは人件費削減や割安の回数券発行などで誘客に努めてきた。市の繰り出し支出は○四年度の約一億五千万円をピークに、○五年度以降は減少に転じているが、それでも新年度は約九千八百万円を補てんする予定。河瀬市長は記念セレモニーで「三年後の二百万人達成を目指し、さらなるサービスの充実と誘客に努めたい」と期待を込めて話していた。

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