県教委などが県内の全児童生徒を対象に行ったいじめに関するアンケートの結果を分析、予防策を検討している「いじめ対策協議会」と県、県教委は八日までに、「いじめ問題対応の手引・事例編」と保護者向けのリーフレットを作成し、県内の国公私立全学校に配布した。

 「事例編」はA4判、二十一ページ。▽上級生から下級生へのいじめ▽小グループ内の仲間はずれ▽靴隠し▽いたずらメール—など二十一の事例を挙げ、学校の対応や学級、いじめられた子、いじめた子、保護者への担任の対応例を紹介。対応後の経過も例示している。

 いずれの事例も県内で実際に発生したいじめを基に、象徴的なケースとして同対策協議会で内容を一部創作し、対応例を検討した。県教委は「場合によって事例のような経過に至らないこともあると思うが、参考として現場で生かしてほしい」としている。

 一方、保護者向けのリーフレットはB4判を三つ折りしたもので、いじめの定義のほか「口数が少なくなる」「学用品や所持品を紛失したり壊されたりしている」など、子どもが発するサインを例示。いじめがあったときの子どもへの対応や、「過重な期待をかけすぎない」「親や大人が見本を見せる」など、普段の生活での接し方も紹介している。

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