福井県は10日、福井県おおい町にある土木建築事業者の職員寮で、「栄家食品」(本社大阪市、下家俊治代表取締役)がつくる料理を食べた男性14人が下痢や嘔吐(おうと)などの症状を訴え、このうち40、50代の男性2人が食中毒と診断されたと発表した。

 入院した人はおらず、症状はいずれも回復している。食事は同社が委託を受けて寮で調理しており、県は食品衛生法に基づき、10日の寮での食事提供を停止とした。寮では3日から調理を自粛している。

 県医薬食品・衛生課によると、症状を訴えたのは、2月28日と3月1日の夕食や夜食用弁当を食べた15人のうち14人。メニューは野菜炒めやから揚げ、牛肉のショウガ焼きなど。他に共通食がなく、有症者の便や調理台のふき取り検体からノロウイルスが検出されたことなどから、寮の食事が原因の食中毒と断定した。

 県は、調理時の正しい手洗いや十分な加熱などを呼び掛けている。

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