観客に向かって大きく口を開ける「フクイラプトル」=12日、東京都千代田区のJPタワー商業施設「KITTE」

 福井県と東京の企業が共同製作した全長5・5メートルの人造「フクイラプトル」が12日、JR東京駅近くの商業施設でのライブショーで初公開された。生きているように歩き回り、尾を振り、ほえる恐竜の姿に、首都圏の子供たちから悲鳴が上がった。

 フクイラプトルは福井県勝山市で化石が見つかった肉食恐竜。製作は、炭素繊維など先端技術を駆使、造形や企画を手掛ける「ON−ART」(東京)と県が共同し、県立恐竜博物館が監修した。

 ライブショーは県が恐竜王国福井をアピールしようと、3日から同会場で開いていたイベントの一つ。フクイラプトルが登場すると、約350人が「すごい」「怖い」などと大歓声。観客席をじっと見回した後、突然急接近してほえたり、かみついたりと縦横無尽に動き回った。

 今春から小学1年になる遠藤最さん(6)=東京=は「食べられそうで怖かったけど、面白かった」と興奮した様子だった。

 このフクイラプトルは今後、都内などのイベントに“出演”する。福井県内ではこれまで、別種の恐竜のライブショーが福井市や勝山市で開かれている。

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