JA福井県生活指導員会「ふくいの朝ごはんとお米に関する意識調査」

 JA福井県生活指導員会(本夛奈緒美会長)が県民を対象に行った「ふくいの朝ごはんとお米に関する意識調査」によると、回答者の86・2%が朝食を「毎日食べる」とし、68%が「朝食の主食はご飯」と答えた。一方で、「食べない」と答えた人の割合(朝食欠食率)は2・9%で、厚生労働省の2014年「国民健康・栄養調査」の男性14・3%、女性10・5%を大きく下回った。欠食率は10代(8・0%)、20代(13・1%)で比較的高い傾向がみられた。

 同指導員会は調査結果で浮き彫りになった課題を踏まえ、「幼児・児童に朝食やご飯を食べることの大切さを伝える出前授業」や「ご飯を使った簡単朝食レシピの提案」などに県内12JAを挙げて取り組んでいく。

 アンケートは昨年5〜12月、各JAのイベントに訪れた人を対象に実施。2601人(男性591人、女性1947人、性別不明63人)から回答があった。年代は▽60代800人▽70代530人▽50代371人—の順で、10代、20代からの回答数は合わせて全体の約15%にとどまった。

 朝食を「毎日食べる」と回答した割合が最も低かったのは20代で53・8%。60代、70代は95%以上が毎日食べると答えた。

 朝食を食べない理由は▽時間がない50%▽食欲がない17%▽習慣がない16%▽用意されていない7%—などの順。会社員や子育て世代が多い10〜40代は、いずれも「時間がない」が6割を超えた。朝食にご飯を食べない理由も「用意するのに時間がかかる」が56%で最も多かった。

 朝食の主食としてよく食べているものは「ご飯」が68%に上り、「パン類」の27%を大きく上回った。ただ、10代ではご飯53・8%に対しパン類33・3%で、若い世代ほどパン類の比率が高まる傾向がみられた。ご飯を1日3食とも食べるとの回答は62%で、2食30%、1食7%、食べない1%だった。「3食」の回答割合は20代が34・8%で最も低く、最も高かった70代の76・0%の半分以下だった。

 JA県生活指導員会は、県内各JAの生活指導担当職員58人で組織。組合員や地域住民の暮らしを支える事業に取り組んでいる。

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